TECHNICAL CORNER

最新成型/平面研削盤にみる新技術の紹介
新製品情報 新技術情報 加工技術

最新成型/平面研削盤にみる新技術の紹介 (1/10)


(株)テクノワシノ 研削事業部 技術2部 開発2課
課長 浦西 渉

 日本のモノづくりを代表する精密金型市場は、他国とのコスト競争、短納期対応などで、 ますます厳しい環境になっており、金型ユーザーはコストダウン、リードタイム短縮活動の中で、 さらなる高精度対応を強いられている状況にある。 高品位な金型を、いかに早く、いかに安く提供できるかが多くのユーザーで最重要課題となっている。 最近ではマシニングセンタでの直彫り、高速電気加工などを中心とした改革がすすんでいるが、 金型づくりの工程の中で研削が占める割合は、まだまだ50%以上とされている。 しかしながらその研削工程は、他の工作機械に比べ、未だNC化が遅れており、 熟練工による手仕上げ工程が多いのが実態である。 当社は18th JIMTOF (1996年) においてハイレシプロ成型研削盤 MEISTER を発表し、 以降、金型ユーザーの高精度化、生産性アップに寄与してきたが、更なる要求に応えるため、 今回の成型/平面研削盤シリーズの開発を進めてきた。

 「ワシノ」ブランドの研削盤は、光学式ならい研削盤と平面研削盤があるが、 2002年10月から (株) テクノワシノで開発、製造、販売、 サービスを一貫した事業部体制として新しいスタートを切り、 小物精密加工分野に特化した研削盤を提供している。 本文では新体制になり、初めて開発した成型/平面研削盤シリーズ (3シリーズ、6機種) について紹介する。 今までの考え方を改め、サイズ別シリーズから「用途別シリーズ」へと、 今まで以上にユーザーと密着した商品開発活動を行ない、 金型ユーザーと同じ目線で、時代にマッチした成型/平面研削盤のラインアップを完成させた (表1)。

表1 成型/平面研削盤ラインアップ
テクノワシノ ラインアップ 用途別 機種 サイズ別 機能
汎用
成型研削盤
TFG
シリーズ
単品快速研削 m1 450×150 全手動
多数個研削 H1 全自動
CNC
成型研削盤
MEISTER
シリーズ
パターン研削 V3 2軸+1軸
連続多工程研削 G3 500×200
平面研削盤 TECHSTER
シリーズ
単品簡単研削 A1 全自動
マルチ平面研削 A3 2軸+1軸




《 前頁 | [1] 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | 次頁



↑ページトップにもどる
Copyright